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日々の業務に忙殺されるハイキング某スタッフの日常をメインに綴ります。アイテムやイベント情報などもアリ。
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STRANDBEESTEN_TRAILER from Alexander Schlichter on Vimeo.

久々アートに触れてみました。

デモンストレーションの間にいろいろと説明をして頂けるのですが、作品のことを「この子」とか「あの子」とか言ったりしてたのが、最初ちょっと違和感。それちょっと入れ込み過ぎ違うかなーと思ってたりしました。だけど、実際に動く所を見ていると、決してスムーズではない足取り、関節もキコキコ、あちこちでミシミシなってる。さらに空気の圧力を利用しているからスーハースーハー呼吸しているみたい。その有機的な動きは、本当に歩き始めた子どものようでした。そういった意味でも「この子」扱いするのは、あながち間違いではないんだなと思いました。

それと、近くでよく観察すると、ネジとかクギとか一本も使ってないんです。骨格は塩ビ系の10mmぐらいのパイプ。竹串のようなものでクサビを打ち、タイラップで補強。関節はすべてナイロンのような紐で結ぶだけ。翼はポリ袋のビニールみたいなもの。これだけ大きなものを動かすための軽量化でしょうか。そのため実際の生物と同じように、歩き過ぎれば関節を痛め、羽ばたき過ぎれば翼を痛め、最終的には動かなくなる、イコール生を全うするということなんでしょう。その残骸を見ると遺骨を見ているようで、なんとも切なくもあり、愛しく感じるようになっていました。作品に対して感情を抱いたのは初めてかも。素晴らしい作品!

テオ・ヤンセンって、物理学を専攻しながら画家になったという経歴を持った人です。物理学を専攻していたからこそ、アートを融合して新しい作品を生み出すことが出来ました。ゼロから新しいモノを生み出すことは凡人には難しいのかもしれないけど、何かと何かを組み合わせて新しいものを作るというのは、デザインを生業としてる人間としては学ぶべき所です。

子どもの頃に夢中だった「昆虫採集」と「ゲームセンター」があったからこそ、今のボクがあると田尻 智氏も言ってました。彼こそ「ポケモン」生みの親。それも融合。その感覚は理解できる。ボクも子どもの頃はテレビばっか見て、ガンプラ作って、ファミコンして、スケートボードして、ジャンプ読んで、、、なんか違うような気もするけど、その沢山の記憶の引き出しは今でも増殖。無駄なモノは一つもない。そのうちシナプスが繋がって新しいモノを生み出してくることを期待して。

F:)

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